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周産期母子医療センター |
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*周産期母子医療センターとは
一口に「病院で産む」と言っても、今はいろいろなレベルがあります。
最も病院らしいのは「周産期センター」でしょう。正式には「総合周産期母子医療センター」
「地域周産期母子医療センター」という名称がつけられています。
*産科と新生児科が合体した施設です
周産期母子医療センターの「周産期」とは出産の前後の時期という意味。
産科と新生児科両方の医療が必要になる時期で、周産期センターはそのふたつが組み合わさ
れた施設です。
もちろん、産院で母親と赤ちゃんの両方を診るのは当たり前です。でも、問題が起きてもっと
大きな病院へ移るような事態になると、科の違いによる難しさが出てきます。
たとえば、難しい赤ちゃんが診られる病院は小児専門の病院で、産科がなかったりするのです。
でも、周産期センターなら、赤ちゃんはお母さんと一緒です。赤ちゃんに問題があっても、お腹の
中にいるときの監視、出産、産まれてからの治療や手術など全部を同じ施設でできるから安全性
も高まります。
また難しい赤ちゃんを妊娠している場合、お腹の中にいる時からその赤ちゃんに起こりうる様々
な問題点やその治療法を専門の新生児科医から直接話が聞けるので妊娠中から心の準備が
出来ます。
*地域全体のためにあります
周産期センターは、そこにかかっている人のためだけにある施設ではありません。たとえば、
県内どこかの産院が「早産しそうなお母さんがいるから送りたい」と言ったらすみやかに受け入れ
るのが基本的な役目です。生まれてから赤ちゃんを運ぶことになった時は、医師が同乗している
ドクターカーが迎えに行くこともあります。
*大分県では
2005年4月、大分県立病院に総合周産期母子医療センターが設置され稼働しています。
アルメイダ病院は2008年3月に地域周産期母子医療センターの認定を受けています。他に別府
医療センターが2008年7月に認定を受けています。
大分県ではこれらの周産期センターと大分大学が協力をし合い県内全域をカバーできるような
体制が整っています。
*大分市医師会立アルメイダ病院地域周産期母子医療センター
産科と新生児科は同じフロアーの7階にあります。現在、産科は妊婦さん専用区画11床を含む
19床(婦人科小児科を含む)、新生児科はNICU3床、GCU6床を有しており、産婦人科医4名新生
児科医4名で周産期医療を実践しておりしっかりとした連携が取れています。更に当院救急救命
センターとの連携もしっかりしており、母体に生命の危険が及ぶような場合も集中治療が可能で
す。また独自の救急車両を保有しており各産院からの出動要請に対応しています。
アルメイダ病院は大分市医師会立の紹介型病院ですが、周産期センターとしては妊娠分娩に
関して不安に思われる妊婦さんや里帰りの妊婦さんを受け入れますので、予めご連絡の上、受診
して下さい。
*言葉の説明
MFICU
母体胎児集中治療室‥‥妊婦さんの集中治療室です。PICU(周産期集中治療室)と呼ばれる
こともあります
NICU
新生児集中治療室‥‥赤ちゃんの集中治療室です。
GCU
継続保育室….NICUを卒業した赤ちゃんや重症ではないが治療を必要とする赤ちゃんの治療室
です。
センターは、こうした特殊な設備の規模によって、2つに分かれています。
総合周産期母子医療センター
MFICUが6床以上、NICUが9床以上あり、
それぞれに24時間・365日態勢で産科医と新生児科医が勤務しています。
地域周産期母子医療センター
総合周産期母子医療センターに近い設備やマンパワーを持っています。
県内にいくつもない総合周産期母子医療センターを助ける存在です。