- HOME
- 救命救急センター
- 見学・研修
救命救急センター
見学・研修
研修医や医学生、救命救急士、看護師の皆さんを対象に見学研修および短期研修を行なっています。
救命救急医療は1つ1つの的確な判断と、それに応じたスピーディーな処置が患者の「生命」に直結する責任の重い現場といえます。このような救命救急医療の現場を体験しておくことは医師・看護師・救急救命士として重要なことであると私たちは考えています。
このような考えのもと、当センターでの研修は、それぞれの希望をお聞きして、個人に対して学びが深まるよう、また技術が高まるようプログラムを考えています。
また、救命救急医療を志したいと思っている方だけでなく、救命救急センターを覗いてみたい向上心のある方も受け付けております。
→医師対象救急科後期研修プログラムについてはコチラから
→後期研修医の声
救急救命士の声
今回の研修は先生、看護師の方々の協力のおかげで大変有意義なものとなりました。
大変ありがとうございました。研修に来る前にはメンタルを鍛える場所だと言われていたのは事実です。
ですが今回の研修は決してそんなことはなく、逆にまだまだ私から積極的に看護師の方々に声をかけて患者さんに接しさせてもらうべきだったのではないかと感じています。
私は専門学校で救急救命士の資格をとって消防に就職しました。私のような現場経験のすくない救急救命士はこれからどんどん増えていきます。
病気の症状や状態の変化というのは教科書や資料でしか見たことがないというのがほとんどであり、実際いろいろな症状の患者さんに接し、ゆっくり観察する機会はなかなかないと思います。
またそのような患者さんに普段から接し、よく観察していかなければ救急現場では迅速な判断はどんどん遅くなり病院到着までの時間も延長してしまうのではないかと考えます。
特定行為に関しても人形で訓練はしますが、実際の生体では年齢や体格により実施のしやすさというのも全く違うと思います。
これらの事からナーシングケアを通して患者さんをゆっくり観察し、肌で感じる時間も大切で、これを通して救急現場では短時間で正常とは違う状態の変化等に気付けるようにしていかなければならないと感じます。
また特定行為に関しても病院実習期間に行わせてもらえるということは生体の患者さんに実施することもでき医師、看護師の方々からの指導もしていただくこともでき、いろいろな方法や技術を勉強できると思います。
私が現場にもどってアルメイダ病院に搬送した場合に、余裕があれば静脈路確保など特定行為をするときにはさせていただければと思います。
気管切開、胸腔ドレナージなど普段見ることのできない処置が見ることができたのはとても貴重な体験になりました。
医療人としていろいろな治療や処置を知っておかなければならないと感じています。
また通常分娩は見ることはできなかったのですが、帝王切開を見学することができその後の新生児の処置を一度みることができたことはとてもよかったです。
救急現場で分娩の機会はよくあることではないので復習して現場で活かせるようにしたいと思います。
短い病院実習期間ですが処置やナーシングケアを医師、看護師の方々に指導してもらうことは知識や技術が増えること、コミュニケーションもはかれ医療機関との密な関係をつくる一歩になると思います。
救急隊の行う実習が、実習もできコミュニケーションもはかれる場所であればいいのではないかと思います。
研修後アンケート調査報告(2016年度 実施分)
当センターでは、今後の研修をよりよいものにするために研修を受けられた方に、研修後のアンケートを実施してます。
一部ですが、その内容をご報告致します。
ここではアンケートの全てを紹介できません。以下、一部を抜粋して紹介致します。
当院の研修でよかった、ためになった事は何ですか?
●救急車で搬送された患者の処置や検査を見学させていただけたり、
静脈路確保や血糖測定を数多くさせていただけたので、
すごく自分の自信になりました。
(大分東消防署 30代男性)
「このようにして欲しかった」など要望はありますか?
なし
今後の研修生にあなたからのメッセージがあれば、お書きください。
●病院では救急車内と違い、数多くの普段出来ない経験を積むことが出来るので、沢山経験を積んでください。
(大分東消防署 30代男性)
その他
●10日間の研修に多大なるご指導をいただきありがとうございました。
普段出来ない、初療室でのバックマスク換気や、低体温療法の見学など、とても良い経験が出来ました。
(大分東消防署 30代男性)
電車
JR敷戸駅より 徒歩15分 JR大分駅より タクシー20分
バス
宮崎バス停より 徒歩3分
自動車
高速道路より→光吉ICをおりて車で10分
大分中心街から→JR大分駅より10号線を走り、車で20分